2016年 12月 05日
タカラガイに魅せられて【2016年7~12月まとめ】
日ごろ、ほしいという子どもたち(雪と海の友達)にどんどん分けているので、ストック品(工作に使ったり子どもにあげるため)の手持ちが少なくなってきた。
今日はレアダカラ探しよりもとにかく量を採ると決めてやってきた。
珍しくないメダカラ、チャイロキヌタ、オミナエシダカラもありったけ拾う。
この日は打ち上げが非常に良かったこともあり、途中経過の写真(↑)だけ撮ったあとはカメラをしまってどんどん拾い続けていたけれど、
ホシキヌタをみつけた時はついついカメラを取り出して撮ってしまう。
その先に、大きくてきれいな、見たことのない幼貝が!なんだろう!
5月に拾ったヤクシマダカラの幼貝と同じくらいの大きさ。でも、模様は明らかに違う。家に帰って確認しよう。
*帰宅後、洗って撮影。
この幼貝は、ホシダカラの幼貝と判明!やったぁ!(こちらやこちらやこちらのサイト様を参考にして同定しました)
ホシダカラは、沖縄へ行かないと拾えないだろうと思っていた、神奈川では超レアな大型タカラガイなので、幼貝でも拾えて嬉しい!(ちなみに名前が似ているホシキヌタは、三浦ではまあまあ拾えるタカラガイ)
*この日のその他の収穫
ホシキヌタ。三浦だと擦り切れているのが多いなか、これは美品に入ると思う。
今日はたくさん拾えたキイロダカラ。
ハナマルユキも豊作
あまり状態が良くなかったハツユキダカラ
きゃー、カバホシダカラだ!!おなかのオレンジ色、大きめの茶色い斑点、そして歯のギザギザが白っぽくなることが特徴。
拾うのは去年7月に続けて2回目。これだけ頻繁に行っていても1年に1個しか拾えないレア度。雪はまだ一度も拾ってない。
ちなみに表側はこんな感じ。こっち向きだとチャイロキヌタにも見えるので、拾うときにはカバホシと気づいていなかった。
今日は少な目だった、コモンダカラ。柄もそんなにきれいに出ていない。
優雅なシボリダカラ
後ろを見れば確認が簡単なサメダカラ。お腹いっぱいに歯が広がっているのが特徴。
模様が綺麗なナシジダカラ
出会えると嬉しい!クロダカラ
裏が鮮やかなオレンジ色をしているカモンダカラ。華紋宝というだけあります。今日は裏を向いてますが、フレッシュなものだと表の模様も綺麗なんですよ!
これもレア!左がニセサバダカラ、右がサバダカラ。
ニセサバの方は昨年秋に出会えたけど、サバダカラは初めて拾えた。
こちらとこちらのサイト様のおかげで、「白い小窓があるのがニセサバ、白い模様がNっぽいのがサバ、Wっぽいのがホンサバ」と覚えられます。あと、ぱっと見たときにサバは白いラインが2本浮き出て見え、ホンサバは茶色い島が3つあるように見える。ホンサバは茶色い牛さんっぽい。私はまだホンサバ(三種の中で一番レア)は拾ったことがないんですけど。
こちらのサイト様(「サバ三兄弟」というタイトルが可愛い)のこの画像で、どれがなにサバダカラか当ててみるのも楽しいです!
あとは大量のオミナエシダカラと
大量のメダカラ、チャイロキヌタ。
これでまた、遊びに来た子どもたちにいっぱいお土産でプレゼントできるから一安心。
タカラガイ以外の貝も子どもたちに人気があるので拾ってきた。
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向こうから人が歩いてきても見えないような濃い霧がたちこめる。早朝のような暗さだけど、これで朝の10時過ぎ。
そんな天候だったからか、貝拾いのお客も他になく、良い拾い物が続々と。
久しぶりに、欠けのない綺麗なクチグロキヌタ!横は、カモンダカラとシボリダカラ
打ち上げ自体が良く、久しぶりに「5分でどれだけ拾えるか」をやってみた。よーい、スタート。
1回目。サメダカラ、ナシジダカラ、キイロダカラ、カモンダカラなど。
2回目。つやつやハツユキダカラ、コモンダカラなど。
いっぱい拾えたので、歩いて海岸を移動。霧も晴れてきた。
先日の八景島同様、ここにも赤潮が!東京湾だけでなく相模湾でも出ていたんだね。
収穫物の撮影をしていると…(ちなみに上段はハナマルユキふたつ、下段左からコモンダカラ、キイロダカラ、ハナマルユキ幼貝)
貝が動く!
足が出てる!
ヤドカリ入りだった~!
そのハナマルユキ幼貝、本当はほしかったけど、海にそのまま逃がしてあげた。
綺麗に模様が出ている貝たち(てっぺんから時計回りに、カモンダカラ、ハナマルユキ、小さいハツユキダカラ、シボリダカラ、またシボリダカラ、やや大きめハツユキダカラ、真ん中がキイロダカラ幼貝)
※家に帰って洗っていたら、このキイロダカラ幼貝の中にもヤドカリが入っていて、かなりほしい貝だったから小さい水槽に海水を入れてこのキイロダカラ(ヤドカリ入り)を入れ、ヤドカリさん好みの貝(レイシガイやイシダタミ)をいくつか入れて提示してみたのだけど、何時間粘ってもお引越ししてくれなかったので、仕方なく近所の海に逃がしに行った。残念…
帰りがけにみつけたレアダカラ!今までで一番鮮やかに柄が出ているウキダカラ。胸に幸福感が静かに広がる。
家に持ち帰った貝たちを、洗ってベランダで撮影。
ホシキヌタ、2個拾えた。
クチグロキヌタとウキダカラ。
ハナマルユキ。
コモンダカラ。
ハツユキダカラ。
シボリダカラ。
カモンダカラ。
キイロダカラとナシジダカラ。
サメダカラ。
たくさんのオミナエシダカラ。
たくさんのチャイロキヌタとメダカラ。
イモガイとマガキガイ。
ツメタガイ(ウチヤマタマツバキとの違いはまだつかないので勉強します)
キンチャクガイと、一番上はイタヤガイの欠けたのかな
あと、スペシャルな拾いものが。
ヤツシロガイ、みっつも!今までは一年にひとつかふたつ、状態の良いものが拾えればいいところだったのに。
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小潮なので時折波をかぶりつつ、波と波の合間を縫って拾う。
岩場を進みながら、ある程度溜まるごとに撮影する。
ハナマルユキ2個、いい感じに紫色に擦れたチャイロキヌタ、クロダカラ、サメダカラ2個、キイロダカラ2個
ハナマルユキ3個、穴あきクチグロキヌタ、キイロダカラ2個、ハナビラダカラ、コモンダカラ
ハナマルユキ4個、きれいめオミナエシダカラ3個、ハツユキダカラ
コモンダカラ、ハツユキダカラ2個、キイロダカラ、きれいめオミナエシダカラ3個
トコブシ(子どもたちに意外と人気なので毎回何個かは拾ってくる)、ハツユキダカラ、ハナマルユキ4個、オミナエシダカラ、キイロダカラ、サメダカラ
今日も拾えた美品のヤツシロガイ。線が綺麗に出ているカミスジダカラも。
この日の収穫はこれぐらい。いつもより数は少なかったけど、幸せなひとときだった。
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仲良しのM美さん&Yちゃん親子と、三浦海岸へ。
貝を拾ったり、水に入ってびしょ濡れになって遊んだり。
Yちゃんも、念願のタカラガイをたくさん拾えて喜んでいた。
雪は綺麗なホシキヌタをみつけた
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2016.10.19「日々のこと【9月5週~10月3週】クサガメを飼う、ソレイユの丘でお芋掘り、いきいきフェスタ、ベランダの植物たち」
左からウズイチモンジ、ナツモモ、アシヤガイ。ナツモモは初めて拾えて感激。欠片しか持っていない雪がうらやましがっていた。
あ、私もくっついてるナミマガシワ(11/28参照)発見
シボリダカラ
波も気にせずに