2015年 06月 23日
家族でタカラガイ探し&拾ったタカラガイ16種類
雪だけ「すごい!」と大興奮、海と主人もぽつぽつ拾っていたけれどふたりとも2時間ほどで飽きたと言い出し(笑)、
しかも小雨が降りだしたので、お昼を食べたらもう帰りたい気配。
まだここにいたい気持ちをこらえながら、「みんなで一緒に帰ろうか?」と聞いたら
主人:「でも、雪はもっと拾いたいんでしょ?」
雪:「うん!」
主人:「じゃあお父さんと海だけで帰ってもいいよ」
雪:「そうしてほしい!ぜひぜひ!」
私:「それでいいならそれが一番いいかなぁ。海はどうしたい?帰りたい?もっと海にいたい?」
海:「もうかえりたい。おとうさんと先にかえる。」
主人:「じゃあ、Ruriと雪だけもう少し残って行きなよ。Ruri、雪が危なくないようくれぐれも気を付けて」
そして海嫌いのふたりは仲良く町へ戻ってソフトクリームを食べに行きました。
海好き(そして貝拾いが異常に好きなの)はうちでは私と雪だけなんだよね。
いつも2:2に分かれられるから良かった。
というわけで、私と雪のふたりでタカラガイ拾い続行
雪:「少し休みたいけど、休んでいる間もタカラガイが目に入って勝手に手が動いちゃうから結果全然休まらない~!」
5分でどれだけ拾えるか、試しに実験。これだけ拾えました
雪はこの浜に生まれて初めて来たけれど、1日で780個!のタカラガイを拾いました
ハナマルユキも初めて拾って感激していました
大きいのから小さいのまでいっぱい拾えて、雪は本当に幸せだったそうです。また行きたいと言っています。
ちなみに私は今回940個でした。洗って、ハイターで消毒して、よくすすいで、長時間乾かします
ジャラジャラ袋に入れて、ほしいというお友達(や、そのお子さん)におすそ分け。
今のところ10人に渡しました。
タカラガイは今後も増える一方なので(笑)、ほしいお友達がいたらおすそ分けします(私が住所を知っている方限定です、ごめんなさい)。
最近たくさん拾えるようになって、種類も分かってきたのでご紹介していきます。
一番よく拾えるメジャー中のメジャーが、小型の2種類のタカラガイ、メダカラとチャイロキヌタ。
メダカラは黒~灰色系、擦れてくると紫系、黒い斑点あり。
チャイロキヌタは茶色系、斑点なし、擦れてくると横縞がはっきりしてくる。
この2種類は家に何千個あるか分からないので、もう積極的には拾わない予定。
メダカラとチャイロキヌタに続いてポピュラーなのがオミナエシダカラ(女郎花宝)。中型のタカラガイで、擦れてくると紫色が現れる。
割と大型のタカラガイ、ハツユキダカラ(初雪宝)。オミナエシダカラより少し大きくてふくらみが強い。
口の開き方が独特で見分けが付きます
シボリダカラ(絞宝)。名前の通り、上品な絞りの着物を連想させます。白い斑点は大小さまざま。サメダカラと違うのは裏側のギザギザ幅が狭いところ。
サメダカラ(鮫宝)。フレッシュなものだとこの斑点が盛り上がっているそうなのだけど、手持ちのものは全部凹凸なし。シボリダカラよりも斑点がずっと細かいです。裏側のギザギザ幅がニーッと面積いっぱいまで広がっているので見分けが付きます。上下にシミのように付いている茶色い色も、シボリダカラより濃いです。
ナシジダカラ(梨地宝)。梨みたいな模様と、フチをぐるりと取り囲む斑点が特徴。表が擦り切れて斑点だけ残り、小さめの個体だとメダカラと見間違えそうになりますが、メダカラと違うのは、おなかには斑点がないこと。
キイロダカラ(黄色宝)。白いのになぜキイロ?と思っていましたが、フレッシュなものはレモンイエローをしているそうです。いつか出会いたい。
ハナマルユキ(花丸雪)。そんなにレアな種類ではないのですが、濃いアメ色~漆黒に雪色の花びらを散らしたような模様が美しく、拾うたびに嬉しくなるタカラガイです。
コモンダカラ(小紋宝)。淵錆粉引の器のような、渋めのギザギザ模様がフチにあり、おなかに大きな斑点があるのが特徴です。(ただし、例外的に斑点がないものもあります!)
ナツメモドキ(棗擬)。グレーのボーダー柄でわりと縦長なフォルム。
カモンダカラ(花紋宝)。おなかの鮮やかなオレンジ色が特徴的です。表の模様も華やかです。
カミスジダカラ(髪筋宝)。チャイロキヌタにそっくりですがよく見ると髪の毛のような細い線があります。
アヤメダカラ(菖蒲宝)。裏側がアヤメ色(紫)で実に美しい。初めて拾いました。
【後日追記】
上記は私が拾ったもの。
雪だけが拾って私が拾えなかったものを、アップしていませんでした。
なのでタイトルも14種類→16種類に訂正しておきます。
雪だけが拾ったのはこの2種類↓
クロダカラ(黒宝)(左:成貝、右:未成貝) メダカラと似ていますが、成貝はこの独特の模様(側面の黒斑がどきりとするほど大きいところ)、未成貝は縞模様がはっきり出ること、おなか側がフラットで、かまぼこ形をしているところ。
ウミナシジダカラ(熟梨地宝)。 かなり擦れているけれど、ぷっくりとした殻のふくらみや小さい窓のようなくぼみが続いていることからウミナシジダカラと分かる。ウミナシジとは、熟した梨をたとえて。こちらのサイトとこちらのサイトが大変参考になりました。
タカラガイに魅せられて【2015年まとめ】
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★ちょこっとおしゃべり★
これで私が行くのは3回目。
秘密の浜を教えてくれたお友達には心から感謝です。
詳しい場所は秘密との条件なので、三浦半島とだけ…
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私はキイロダカラが圧倒的に好きだわ^^
収穫後の始末も大変なのに、やはり好きだからこんなにマメに集められるのだね♡
キイロダカラが一番まちんちゃんの心に響いたんだね!
白くてころんとした形が可愛いよね!
雪はまだ拾ったことがなくて、早く拾いたいなと言っています。
タカラガイは、拾っている瞬間が最高ですが、持ち帰って洗っているとき、乾かしているときもこれまたワクワクするひとときなのです!
タカラガイに関することは、何をしていても楽しくて苦にならない(笑)
貴重なご意見ありがとうございました。
ご表現の一部があまりにもパッションに溢れていたもので、
穏やかなお気持ちで読みに来た他の読者の方を考慮して、
申し訳ありませんがコメントごと削除させて頂きました。
私自身は、ご意見を真摯に受け止めております。
私が貴方のお立ち場でしたら同じように感じたかもしれません。
とてもお嬢さん思いの、正直な方なのだという印象です。
私たちも、このポイントをみつけるまでは3個や4個のタカラガイを拾えるだけで大喜びしていたものです。
また、この穴場ポイントでさえも、拾える拾えないには日によってかなり波があり、全然拾えない日もあります。
三浦半島にはたくさん海岸があるので、あまり観光客が足を運ばない小さめの海岸が狙い目です。
遠方からいらっしゃるそうなので、やみくもに探し回ることはできないかもしれませんが、次回はぜひ、名前のついていない海岸にも行ってみてください。
今回お父さんと拾えたタカラガイは生涯の思い出と宝物になると思います。
お嬢さんの目の輝きがそれを物語っていますね。
本当に、私がこんなことを言うのは僭越でしかないのですが、次回、お嬢さんがもっとたくさん拾えますように!!
とにかくご不快にさせてしまって申し訳ありませんでした。