2015年 05月 15日
中耳炎の経過(鼓膜切開)
その後を綴ります。
5/7に診察を受けて「急性中耳炎ですね」と言われて以降、抗生物質その他による投薬治療を続けてきて一週間、
「右耳聞こえない」「すごい耳鳴り」は全く改善しないまま。
◆5/13◆
再診の結果、滲出性中耳炎に移行してしまっていることが判明。
(ネットで自分で調べてそうだろうなと思っていた。)
聴力検査(気導検査と骨導検査の2種類)、鼓膜の動きを測る検査(ティンパノメトリー)をした。
やはり右耳は前回秋に測った時より聴力が落ちていて、鼓膜の動きに至っては本来山なりになるべきグラフがほぼフラットだった。
先生:「切った方が治りが早いけどどうする?」
私:「切らないとどれくらいかかりますか」
先生:「薬だけだと、2週間かけても治らなくて、結果やっぱり切開ということも多いよ」
私:「じゃあ切ってください」
先生は私の決断の速さが意外だったようで
「結構不快だったのかな」
私:「とにかく不便で!」
先生:「前にも中耳炎やったことある?鼓膜切開やったりした?」
私:「中耳炎は子どもの頃にもかかっていないですし、切開も初めてです」
先生:「切るって聞くと、いやいいです、と言う人が多いから」
私:「鼓膜切開という響きが怖いですよね~」
麻酔→待合室に戻されて15分待機→診察室に呼ばれ、椅子に座ったまま看護婦さんに頭を押さえつけられて切開。
看護婦さんが「鼓膜切開刀」と手書きでラベリングされた包みを持ってきたのを見て少し心臓がキュッとした。
でも切開時の痛みは、メスで切られるような痛さではなくて、圧迫される痛みだった。
自分で耳かきを奥までやり過ぎちゃった時の痛みの、3倍ぐらいの強さ。
でも一瞬なのでまぁ、大人なら余裕で耐えられる痛み。子どもだったら可哀想だな。
そのあと、耳に器具を入れて溜まった膿を吸引するのが鼓膜が破れるんじゃ(実際破れてるわけだけど)と思うぐらいの大騒音で、気絶しそうなほどうるさかった。
そして何より、鼻からチューブで空気を通す処置がすごくつらかった。痛かった。さすがに涙目。
子どもだったら、阿鼻叫喚。ごほうびいっぱい必要。
お薬を各種もらって帰宅する。
「一応切ってるから、明日かあさって見せに来て」とのこと。
先週雪が「来週見せに来て」と言われてるので、金曜(あさって)一緒に行こう。
◆5/15◆
困ったことに、鼓膜切開までしたというのに症状はあまり改善していない。
まだ右耳は聞こえない。耳の詰まり、耳鳴り(ボリュームは少し下がったけど)も継続中。
変わったのは、鼓膜に穴が開いてるせいか?
右耳から聞こえる音が狂っているのだ。
まず人の声は、やたら甲高くキンキンして右耳に入ってくる。
左耳から聞こえる正常な音と二重になって、ボイスエフェクトをかけたような奇怪な音声で聞こえる。
可愛い子どもたちの声も、テレビでタレントが話す声も、すべて。
一番嫌なのが、スーパーで普通に流れているBGM。
いつもなら気にも留めない音楽だけど、今はガチャガチャに狂ったハーモニーで耳に刺さってくる。
右耳から聞こえる音楽は、音階が外れているのだ。
小人が、故障した笛を奏でているイメージ。
左耳はまともに拾うから、すさまじい不協和音。
異次元に自分だけいるみたいで耐え難く、足早に買い物を済ませなければいけない。
【5/15追記】
雪の習い事終了後、夕方一緒に耳鼻科へ行ってきた。
雪の中耳炎は治りが早くて先生驚いていた。もうすっかり完治。
鼓膜の検査もして、異常なしとのこと。
私は、まだ症状が続いている旨伝える。
「また水が溜まっちゃっているかな。もう鼓膜はふさがっちゃってるからね」と言われ、
えっ!?
切開したの、おとといですが、もうふさがってる?
「切ったの1ミリだしね。それ以上切っちゃうと支障が出るから。」
それにしても、2日でふさがるとは…すごいね人体。
先生が耳を診察。
まだ水(滲出液)は溜まってるけれど、おとといよりはかなり減っているそう。
また器具を入れて水の吸い出しを行う。
鼓膜がバチバチと音を立てる。耳の中で花火をされているような感じ。
そして、例の、鼻から長い管を鼻から入れて耳まで空気を通す処置をした。
「耳管通気」と言うらしい。
「中耳炎 通気治療」と検索すると「中耳炎 通気治療 痛い」としか出てこない、やっぱり痛いんだねこの治療。
でも今日は2回目だったので結構平気だった。
先生が「よく空気が通ったよ」と言っていたので、改善していくことに期待。
薬がなくなる来週半ば、また通院予定。
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そもそも、耳鼻咽喉科が大好きで、色々いじって貰い、改善していくことが大好きです。幼稚園児のころから、鼓膜も何度も切開して、治療したことがあります。
特に、「耳管通気」の痛みが好きです。
多分幼稚園児のころからやっているので、やって貰えた後の爽快感がたまりません。
そのせいで、小学生の頃から好きになったらしいです。
もはや、あの痛みが快感です。(笑)
いずれ、好きになる痛みだと思います❗
耳鼻咽喉科通院楽しんで下さいませ。
そふぃあんさんは耳管通気マニアだったんですね!
あの痛い治療がお好きな方がいらっしゃったとは…
私は慣れてくることはあっても多分好きになることはないなぁ(笑)
まだ耳も詰まっていてずっと水に潜っているような状態で、
空気がしっかり抜けた!という感覚もないため、そうなのかも。
いつかすっきり空気が通る日を心待ちにして、来週も耳管通気行ってきます!