2015年 09月 19日
夏休み明けのタカラガイ拾い
この日は打ち上げが非常に良く、砂浜に波が寄せるたび貝殻同士がぶつかり合ってジャラジャラと音を立てていた。
日傘を差したおばさまが「お仲間に会うのは珍しいから」と話しかけてきてくれ、
ふたりで海を眺めながら砂に腰かけておしゃべりする。
本格的にビーチコーミングをやり始めたのはこの1年だそうで、私とほぼ同じ。
おばさまが「ハツユキとか拾わないの?」とポケットから出したハナマルユキ(たぶん言い間違えたのだろう)を見せてくるので
「あ、さっき拾いました」と答えると「あげる」と手のひらに乗せてくれた。
私「いいんですか?」
おばさま「家にいっぱいあるもの。普通だから要らない。あ、もう1個拾ってた。あげる」ともうひとつポケットから取り出してくれた。
[それなら、なぜ拾ったんだろう…]と思いつつ(笑)、ありがたく頂く。
私「どういったものをお探しなんですか?」
おばさま「珍しいやつ。カミスジ(ダカラ)とか、クチグロ(キヌタ)とかホンサバ(ダカラ)とか」
私「ホンサバは私もみつけたことないですねぇ…」
おばさまも、この場所は知り合いから教えてもらったのだそう。
趣味で貝殻の作品を作っているそうで、貝で作ったトトロの写真をスマホで見せてくれた。(すごく上手でびっくり)
「ストラップは何百個と作って友達に配ったわ。もうあげる相手もいない」と言っていた(笑)
私、腰をおろしている周辺を、おしゃべりしながらきょろきょろ探し、カミスジダカラを発見、
「あ、あった。カミスジみつけたのでどうぞ。さっきのお礼に」と渡す。
そのあとお互い別々に浜辺を探したあと、また会ったらよろしくお願いしますと別れる。
この日の成果…
タカラガイはふたつのザルに山盛り。
イモガイ、キンチャクガイ、トコブシなどタカラガイ以外のお気に入り貝のザル
この日は行ったことのない近隣の海岸に遠征してみて、なぜかウニ殻ばかり打ち上げられる(タカラガイは1個もなし)海岸を発見。小さいのだけ選んで拾っていく。
洗って漂白して乾かして、種類別に撮影。
オミナエシダカラ、254個。擦れて紫色になっているのは、小学生の女の子たちに大人気なのであえて拾ってくる
メダカラ&チャイロキヌタ、520個。これからストラップ用に、色褪せていないもの、傷ついていないものを選り抜くと半分ぐらいに減ってしまう
ハツユキダカラ、23個
ハナマルユキ、8個。このうち2個はおばさまからもらったもの。
コモンダカラ、12個
サメダカラ、12個
クチグロキヌタ!1個
ナツメモドキ2個(これと幼貝1個)
カモンダカラ、4個
シボリダカラ、22個
キイロダカラ、5個
ナシジダカラ、14個。こんなにたくさんナシジの美品が拾えたのは初めてかも
カミスジダカラ、5個。
イモガイ
トコブシ
アシヤガイとネズミガイ
ウニ(殻)のびん詰め
タカラガイに魅せられて【2015年まとめ】
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