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退院してから横浜に戻るまでの日々

9ヶ月身に着けていたマタニティーマークともお別れ。
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産後も1ヶ月ちょっと、実家に滞在しました。
母は毎日嬉しそうに海をお風呂に入れてくれ、雪と遊んでくれ、洗濯をしてくれ、美味しいご飯を作ってくれました。
私がゆっくりご飯を食べられるようにと、食事の時間はいつも海を抱っこしていてくれました。
海も、私に抱かれるよりも母の腕の中でとろんと落ち着いているのでした。
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雪はこの期間にカタカナも覚えました。
最初に指をさして言い始めたカタカナは「プ」と「ル」。
そう、プラレールのプとルです(笑) 男の子ですねぇ。
そこからは3日ぐらいで全部のカタカナを一気に覚えたので、子どもの吸収力に驚かされました。
お気に入りの魚図鑑を開いて、魚の名前を音読しています
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雪の愛読書
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私もときどき読書しました
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母が図書室で借りてきてくれた宮本輝の新刊『三千枚の金貨』
昔は大好きだった宮本輝、いつからか難しく感じるようになりこれもはまらなかった…。一番好きな作品は『錦繍』です。この時期読むのにぴったりです!

母の本棚から借りた柴田よしき『回転木馬』
私立探偵の主人公が、10年以上前に失踪した旦那さんを探して追いかけて、みつけた真実。切なくて胸が苦しくなった。

やはり母の本棚から借りたスティーブン・キングの『第四解剖室』。
キング大好きの私。悪魔に出会った少年の恐怖を描いた『黒いスーツの男』と、拷問を受けている男の恐怖を描いた『死の部屋にて』が怖くて面白かった!!

私が以前母に貸した本ジョナサン・キャロルの『蜂の巣にキス』 やっぱりいいわー キャロル最高


夕方のお散歩、私は赤ちゃんと家でお留守番ですが雪と母とチワワは毎日出かけていきました。
雪が私へのプレゼントにと、摘んできてくれたコスモス。
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東京で単身赴任生活を送っている父も、週末になるとつくばの家へ帰ってきて、雪と一日中遊んでくれました。
雪はばーばもじーじも大好きです。


そんな感じで日々は過ぎ、海の体重は出生時2786g、退院時2600g→1ヶ月健診で4415gと、退院からは1日70gのペースで増えており、
看護婦さんはスケールの表示を二度見して「えっ!?」と驚き、院長には「1700gの増加だよ、すごいね!健康優良児だね!」とほめられました。


そしていよいよ私と雪と海が横浜に帰る日がやって来ました。
主人の都合で帰る予定が1週間延びたとき母は喜んでいたほど、私たちとの別れを惜しんでいました。
私たちが帰る日、母が涙をこらえていることも分かりました。
なるべくしんみりしないように、荷物をせっせと車に積み、明るくお別れをして車に乗りました。
笑顔で手を振りました。
母も笑顔でずっと手を振ってくれました。

その日のメール


「お世話になりました。すごくすごく助かりました!本当にありがとう。これからも相談に乗ってね」


「幸せな二ヶ月半だったよ!
Ruriと暮らせた!
その上雪と海も一緒で!
Ruriが無事出産出来た!
Ruriの雪の良いお母さん育児を実感して嬉しかった!

海の育児が昼夜を問わず大変で雪もまだまだ目が離せず心身共に疲れると察しますが、頑張ろうね!

空の巣症候群で寂しい病になりそうなので加味逍遙散を服みます」


加味逍遙散は気持ちを落ち着け、血液の循環を良くして体調を整えてくれる漢方。
母、このメール絶対泣きながら打っていたな。
いきなり3人がいなくなってしまって静かな家に取り残されてどんなに寂しいだろう。
ごめんね。
巣立ちで寂しい思いをさせるのは3回目だね。
1度目は、大学生になって東京で一人暮らしを始めたとき。
2度目は、結婚して実家を出るとき。
そのどちらのときも、お母さんは寂しさで体を壊すくらい、長い期間泣いたり落ち込んだりしていた。
大きくなってからもそんなに愛情をかけてもらえて私は幸せな子どもです。


お母さん、2ヶ月半ありがとう。
お母さんがいてくれたから無事海を産めたよ。
そしていいおっぱいを出せたから海の体重も増えたよ。
なにより、お母さんがそばにいてくれたから、心強かった。

お母さん…ありがとう。
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*Ruri*

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Commented by ユミコ at 2010-11-05 11:52 x
産後、お母様のもとで、過ごせて、本当によかった。何より、お母様がうれしかっただろうね。雪くんもさみしい思いをあまりせずにすむし。
ご飯のとき、赤ちゃん抱っこしてくれる人がいるって、ほんっっっっとーに安らぐよねえ。さすがRuriちゃんのお母様!
あと私は、赤ちゃんの沐浴、実は大好きなんです…。
私に孫が生まれたら、絶対、やりたいのだ〜〜〜!!
なんだか私は、Ruriちゃん視点になったり、お母様視点になったりして、ニコニコと読んで、ほろっと泣けてしまうのでした。
Commented by kiko at 2010-11-05 20:48 x
私も、読んでて涙でました・・
Commented by kiko at 2010-11-05 20:57 x
ごめんなさい、連投で。
間違えて前のコメント削除できなくなっちゃいました!

私もご飯中に泣かれると「うぐっ・・」となっちゃって、母がずっと娘を抱っこしてくれていました。食事・お風呂、本当に一人じゃ乗り切れませんでした。実家の母に甘えられるのは助かりました。

私が産んだ産院は、何故か女の子の赤ちゃんが多かったんです。
そこでお世話になった助産師さんに、「退院したらご実家のお母さんにお世話になるんでしょう?女の子のお母さんになるということは、その子がお母さんになるときまで、自分が元気でいなくてはダメなのよ。だから毎日の食事をきちんとして長生きしないとね」って言われてジーンときました。女の子の母親になるのは、そういうことなのか・・と。

娘が出産したら、私もたくさんお世話したいです。



Commented by Ruri at 2010-11-06 08:34 x
*ユミコちゃん*

新生児との暮らしは、あったかいご飯をあったかいうちに食べるなんて、協力者がいないとほぼ無理だもんね。
本当に母がいてくれて助かったし心強かったです。

ユミコちゃんは赤ちゃんの沐浴が大好きなんだね!
私も、沐浴に関しては面倒くさいと思ったことが一度もない。
ご機嫌に入ってくれるからかな。
ユミコちゃんちのふたりのお子様も、お風呂大好きな赤ちゃんだったんだろうね。
将来お孫さんの沐浴が楽しみだね!私も楽しみにしよう。
Commented by Ruri at 2010-11-06 08:37 x
*kikoちゃん*

連投、大丈夫よ。
ありがとう。
kikoちゃんも里帰り出産したんだね。
お母様が最大の力になってくださったことでしょう。

そしてkikoちゃんの教えてくれたエピソード。
そうか、女の子の母親になるということは、将来産後のサポートができるということか!
今まで考えもしなかった。
(上の子は男の子だったし)

お互い体に気を付けて長生きして、自分が母親にしてもらった恩を、娘に返そうね。
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by mediumslateblue | 2010-11-04 23:09 | つくば | Comments(5)